笹山登生の発言・寸感アラカルト


2002年6月4日

課税される側のカナリアも必要なのでは?


法定外税の導入にご熱心な、ある"先進的な"知事さんが、かわるがわる、法定外税を国にぶっつけて、それが生きるか死ぬか試してみるカナリアになるんだと、張り切っておられる。http://www8.cao.go.jp/bunken/bunken-iinkai/council/h12/233.html

地方の時代の意気軒昂たる態度まことに結構なのだが、ここには、課税される側の論理が伝わってこない。

いわゆる、とりやすいところからとる、との論理しか、そこにはないからだ。

どうも、マスコミは、これらの地方の論理を、やや、持ち上げすぎている嫌いがある。
税は、税収入よりも、それにより生じるインセンティブと、その社会的効果との対比で、ことを決めるべきである。

課税される側こそ、生きるか死ぬかの瀬戸際なのだ。

毒ガスをふりかけて、こいつはだいじょうぶとれそうだと、判断される側の論理も、尊重してもらいたい。

こうなれば、課税される側のカナリアも、自衛のために必要なのでは?


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