笹山登生の発言・寸感アラカルト


2002年7月20日 ディープリンクは違法なのか?


デンマークの裁判所が最近、新聞協会へのディープリンク(トップページを通さないで、直接、該当記事にリンクし、検索に引っかけるもの。ディレクトリーの上位にあるものも下位にあるものも、1ページとして同じに扱う。)を禁止する判決をNewsbooster.com、についてくだした。http://www.openfind.com/en.web.php?u=en参照

そのほか、ドイツでも、Newsclub.de Paperboy.de Net-Clipping.de baumarkt.de などのニュース検索エンジンに付いて、裁判が行われている。

もっとも、このディープリンクは日本では直リン(直接リンク)とよばれ通常おこなわれているもので、ニュース専門サイトなどでは、直接新聞社の各記事にリンクしたものもある。

ノルウェーのFast Search & Transfer (FAST)や米GoogleのAdvanced searchなども、世界ニュースへの直接リンクだが、ここに来て、これらの検索エンジンに付いても、ワンクッションおいたリンクにかえられつある。

私のトップページにもリンクしてあるOpenFind(上記URL参照)は、35億ページもの記事を直接ディ−プリンクで、世界最高速で検索してくれる。

これが違法とされれば、検索そのものがほとんど機能停止となってしまう。

もっとも、直接ディープリンクされた側からは、いろいろ言い分があるだろう。

ニュースを検索する側にとってみれば、それが、そのサイト独自の記事であろうと新聞社制作記事であろうと、どうでも良いことなのだが、記事制作者には、なんか、面白くない気分は残る。

現に私のサイトの人気リンク「日本の市民農園」も、結構直接リンクされているが、内容をそのままコピペされ、URLを他のものにかえられているのもあるので、こんなのにであたったりすれば、正直面白くない気分は残る。

だから、 記事単位ごとに、みずからの名前と、サイトの位置図は着けておいた方が、良いのではなかろうか。

バラバラにされても、痕跡が残るように。

画像・映像ばかりでなく、記事自体も著作権の対象となっているのだから当然のなりゆきなのだが、それにしても、世知辛い世の中になりつつある。

ベストセラー「世界が100人の村だったら。」の原作者が メールの再転送によってできたものであることを考えると、リナックス型社会をつくるためには、この点での考え方の整理が、もっと必要な気がする。


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