笹山登生の発言・寸感アラカルト


2002年7月18日 消費者がスキャナーを持ち歩く時代


ある通販会社が、小型のスキャナーを顧客に提供し、それでもってもカタログに記載されている小さなパーコートーをなぞってもらうと、ウェブ上に詳細な説明が出てきたりするシステムを開発している。http://slashdot.org/article.pl?sid=00/08/22/2140248 参照

CueCatというものだが、このそれぞれのスキャナーには、シリアルナンバーが付されているから、通販側は、このシリアルナンバーを手がかりにして、逆に消費者の動向を探ることもできる。

また、自宅にある書籍に記載されているISBN番号を消費者がなぞれば、これがAmazonのデータベースに直結し、自宅の蔵書目録を作ることもできる。

狂牛病対策として、消費者が肉製品のバーコードをスキャナーでなぞれば、その肉製品の由来がわかるということもできる。

このスキャナーと、ハンドヘルドコンピュータとが、無線LANで結びつけば、消費者はスキャナー片手にスーパーマーケットに乗り込むことさえできる。

しかし、同時に、このスキャナー情報は、企業側に逆探知されることにもなるので、いわば、このスキャナーは、敵の陣地にもぐりこませたトロイの木馬の役割も果たすことになる。


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