笹山登生の発言・寸感アラカルト


2002年7月7日
市場が疲弊しているときこそ、ビッグ・プッシュが必要




私は、かねてから、市場が疲れきっているときに、市場主義に依存した構造改革をやっても、うまくいかないということをいってまいりました。

ビッグ・プッシュ論は、もともと、後進地域開発理論の一つとして、ローゼンシュタイン・ロダン等が唱えた、不均衡発展戦略の一つですが、民間が、縮小する市場に身を任せ、滅びへの道へ民間が友連れされていくという事態を避けるには、消費・投資両面での、何らかのビッグ・プッシュが必要であると思います。

ただ、年がら年中の補正予算による公共事業は、ビッグプッシュとは言えず、これは、麻薬患者への点滴のようなもので、効は奏さないものと思われます。

新しいパラダイムにもとずくビッグ・プッシュ政策を展開することが、今の日本の危機を救うことになると考えております。

URLhttp://www.glocom.org/newsletters/newsletter_20010628.pdf は、私とほぼ同様な視点に立った、小泉構造改革一辺倒批判のようですが、、ここでは、ビッグ・プッシュと同時に、ビッグ・スクイーズ(大いなる絞込み)も、必要であると述べられていますね。


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