笹山登生の発言・寸感アラカルト


2002年7月5日
アジアの通貨危機再来防止のための、通貨バスケット制度の導入とはいうけれども。



この通貨バスケット制度の導入URL: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020705-00000322-jij-pol は、黒田財務官の持論とも言うべきもの。

いわば、アジアの通貨統合にいたる一里塚として、取り入れようというもの。

具体的には、アジア各国の通貨を、ドル・ユーロ・円の為替相場にリンクさせようとするもの。

そして、ゆくゆくは、ユーロ並に、アジア統一通貨の誕生をさせたいというものである。

シンガポール・中国などは、この案に賛成しているとされているが、他のアジア諸国を含め、本音はどうなのだろう。

その国が発展しようが、他のアジア諸国に比べて、突然経済発展しようが、ほぼ安定した為替相場での取引を迫られる。

いわば、通貨の護送船団方式だ。

これを、経済発展の成熟段階に達している日本が言い出すということは、どうなのだろう。

かつてのアジアの通貨危機で、ドルにペッグしていたアジア各国は、ドルにペッグしても、最後は、自分で自分を守るしかなかったとの苦い経験がある。

ジア各国から、虎視眈々と経済的追随をせまられている、日本のあせりが、このような通貨バスケット制度の提言をさせたと見られても、やむをえない面もあるのではないだろうか。

参考URLには、次のようなものがある。

http://www.ec.kanazawa-u.ac.jp/unno/sugi.html

http://www.jinvestor.com/news/beat/20010129/001.html


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