笹山登生の発言・寸感アラカルト


2002年1月25日 埴谷雄高さんの言葉には、含蓄がある。

佐高信さんと猪瀬直樹さんの対話のなかで、猪瀬さんが引用された埴谷雄高さんの言葉。(月刊「世界」2月号より)

「スローガンを与えよ。この獣は、さながら、自分でその思想を考え詰めたかのごとく、そのスローガンをかついで歩いていく。」(「幻視の中の政治」より。)

ここで、獣というのは、政治家。ところが、この獣は、リモコンの電池がなくなっても、このスローガンを叫び続けてしまうものだから、融通がきかないことおびただしい。
小泉政治の掲げる改革スローガンも、まさに糸の切れたタコ。センサーの故障した、しゃべりつづけるロボット。

それにしても、この「改革」というレトリックは、国民を幻想におとしいれる、耐用年数の長いスローガンだ。



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