笹山登生の発言・寸感アラカルト


2002年2月5日 デフレ共存のシステム構築が必要

http://quote.bloomberg.com/fgcgi.cgi?ptitle=title&T=japan_news_story_mof.ht&s=APF8LpSJkgXWDZoN0 には、共感できる点がある。

日本の預金は、国民の過度の流動性志向によって、いまや、一億総貸し金庫化している。

だとすれば、預金されたら金を払ってもらうという、マイナス金利の主張も、一理あると言える。

デフレといかに共存できるか、インフレ状態にもデフレ状態にも、可逆的に対応できるシステムが、いま求められている。

とくに、信用創造−与信−は、インフレを前提としてのシステムだから、可逆的に対応できない。つまり、「ゼロ以下のない世界」での上方圧力に束縛されている。

マイナス金利論や、債権にも時のアセスの概念を適用し、債権額のデフレート実施など、これまでにない概念を取り入れなければ、このパズルを解きほぐすことは出来ない。

「金を銀行から借りたら、その銀行の株式の優先配分権をえられる。」なんて発想も生まれるかもしれない。

つまり、金利の世界にも、税の世界にも、マイナス−負−の概念を導入しなければ、ゼロより下のない世界でのみ考えていたのでは、可逆的なシステムは生まれないということだ。

ゼロの世界を下限とすることをやめよ。さらば、デフレ対応への道はひらかれん。ということかな。



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