笹山登生の発言・寸感アラカルト


2001年11月10日 狂牛病版「千と千尋の神隠し」

ある県が行った狂牛病シンポジウムでは、シンポジウム終了後、試食会が行われるという。

何じゃ、これは。

ずいぶん動機不純のシンポジウムなことよ。

しかし、これに何のコメントを付け加えずに報道する全国紙の地方支局記者諸君も、牙の抜かれた地方名士にしか思えない。


それにしても、O-157なら、試食会のあとに何らかの症状が出るから試食会の意味もそれなりにあるのだが、こればっかりは、どんなえらい人が食べたって、食べてBSE-Freeの安全が示されることが出来ない。

では、何に試食会の意味があるのか。

「みんなで渡れば怖くない。」の論理だけでしょ。

「千と千尋の神隠し」で、千尋のお父さんもお母さんも、千尋にご馳走を食べろと勧めたが、千尋は食べなかった。

何も食べずに豚にならずにすんだ千尋は、豚になったお父さんとお母さんを、元の人間に戻すことが出来た。

となると、この試食会の主催者は、お客さんを豚にする王国の支配者ということになるのか。


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