笹山登生の発言・寸感アラカルト


2001年10月11日 食の安全のためには「仮説-事実-理論」の検証過程が必要

ある外国の識者が、世界の狂牛病騒動を評して、「国民を子供扱いにして、滋養法を小出しにしてきたツケ」といっていましたが、まさに日本の狂牛病騒動も、 そんな側面があるようです。

この問題に対する私のスタンスは、「国は、国民の食の安全性確保のため、Fail-Safe(あらかじめアクシデントが起こることを想定し、被害を最小限にとどめるよう工夫しておくという安全思想)の慎重さをいっそう持たねばならない」
というものです。

シロかクロか二値的判断が出来ないまま、時の経過ばかり立ち、被害が大きくなってしまった例としては、水俣病が上げられます。

このような経験からして、国民の健康を守る観点からは、政治家こそ、このFail-Safeの考えに立たなければならないものと思っております。

そのためには、まず仮説を立て、事実の裏づけで、識閥値を確定しつつ、理論化するというのが、道筋なのではないのでしょうか。 

試食会で政治家が牛肉をほうばっている姿は、まさに裸の大様。

今のネット社会では、その姿こそ無知に映ってしまっていることを、ご当人たちはご存知ない、という悲喜劇の構図なのです。


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