笹山登生の発言・寸感アラカルト


2001年10月31日 もう後、半歩にせまった諫早問題解決


このURL( http://www.nagasaki-np.co.jp/news/index.html#01 )のように、昨日、農林水産省が長崎県などに提示した、諫早干拓事業縮小案は、水門解放の是非を残し、私がかねてから示してきた代替案(もっとも、私の案は水門解放と計画農地の三分の一への縮小であったが)に近付いてきている。

おそらく、国は、有明海のり委員会の結論を踏まえ、最終は、水門解放にいたるであろう。

国・県いろいろな面子もあろうが、後は半歩に迫った水門解放にいたるまでの大儀名分づくりである。

管理水位マイナス1メートルを農林水産省が今の時点で譲ずれないのは、計画農地が当初計画の半分となっても、依然、農業用水が必要な計画であるからである。

その問題をクリヤーさせるためには、淡水化をしなくても、従来の畑地利用にかわる、施設園芸団地など、新しい農的用地利用可能なプレゼンテーションがなされなければならないであろう。

もちろん、干潟に接したエコツーリズムと農用地に接したグリーンツーリズムを組み合わせた用地利用形態も考えられてしかるべきである。

締め切り堤防を横断道路にした島原と諫早を結ぶ農業・環境・観光基地の拠点としての再生諫早発展のために、これまでのいきさつを捨て、関係者の知恵が集約されることを祈りたい。


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