笹山登生の発言・寸感アラカルト


2001年5月12日 大仰な対決軸をかざしての改革病から政治家が脱するために


ひところの口を開けば「改革だあ。」「たゆみなき改革だあ。」と叫んでいた「政治家に取り付く自己保存のための改革病」が、一定のタイムラグをへて、今度は、政権与党にとりついている。

しかし、その中身といえば、憲法改正、靖国参拝、防衛省構想、首相公選などなど、在来の大仰な対決軸を、ことさら新しそうな論点として振りかざしているだけなのである。

7年前の改革と、いまの改革が、同じ視点にたった改革であっていいはずは無いし、この7年間の改革病の残した功罪についても、ここらで再評価する時期にきているのではないのだろうか。

いま必要なのは、デフレ対応モードにたった各種政策の見直し、グローバリゼーションの功罪をふまえた各種政策のみなおしなど、成熟した改革志向こそ、いま政治に求められているのではないのだろうか。

一周遅れの改革であるからには、それなりの新しい視点が必要だ。



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