笹山登生の発言・寸感アラカルト


2001年5月11日 日本型オランダモデルの始まりか


日本も期限付き型雇用拡大にふみだした。( http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/010511/dom/23150000_maidomm131.html を参照)

「オランダモデル」http://www.sasayama.or.jp/library/tosyo-36.htmで私が書いているように、これは、オランダモデルを一部適用した日本型オランダモデルとなりうるのかも知れない。

終身雇用型の日本の雇用形態では、いわば、労働市場を、隙間だらけの空き箱で労働市場が占有されているわけで、これをシェアリング型にし、もっと隙間を詰めていただき、実質、日本の労働市場の拡大を目指そうとするもので、総論としては異議がない。

ただ、この激変緩和に日本の労働市場が耐えられるためには、そのためのセーフティーネットが必要となるのではないだろうか。

また、日本の終身雇用型労働形態は、そのことで、労働者の質を高めていることにも注目しなければならない。

私もかつてそうだったが、いわば「ただで勉強させてくれる」というメリットが終身雇用型労働形態にはあるわけで、その効用は無視できないであろう。

いずれにしても、日本が新しい一歩に踏み出したことは歓迎すべきことだ。



HOMEへ目次へ

HOME -オピニオン -政策提言 -発言- profile & open - 著書 - 政策行動-図書館-掲示板 -コラム- リンク- 政策まんが