笹山登生の発言・寸感アラカルト


2001年5月9日 スローガン政治とパラダイム政治


いわば単発的な大見出しのチラシを国民に送りつけるのがスローガン政治、一つの政策価値観を順順とスライドで説き明かすのがパラダイム政治。

小泉内閣の政策プレゼンテーションはどちらなのだろう。

でも、公用車の低公害車化は賛成。

掲示板でも、前に記載したが、自治体の首長さんたちの黒塗りの車のオンパレードは、何とかならないものか。

恐怖心すらかんじるのだが。

低公害車の究極は燃料電池搭載車を想定してのことなのだろう。

燃料電池のいまのネックは、燃料電池そのものが高いことと、電池の耐用年数が短いことだ。

この問題解決に、もう5年以上かかるのではないか。

そのつなぎとしては、プリウスなどの、現在ある擬似低公害車によるしかない。

プリウスは、私も乗っているが、実際の走行では、カタログどおりの燃費節減とはなっていないし、とにかく重量配分がおかしいせいか、秋田の雪道には適さない感じがする。

このように、まだまだ、いまの中途半端な低公害車では、「地球温暖化に対応」と大見得を切ることは出来ないだろう。

シンボル的な意味合いとしては、有効なのだろうけれども。

結局、燃料電池搭載車に行き着くまでのつなぎ措置として、どのような手段が必要なのかとの問題に行き着くのではないのだろうか。

公用車の社会的負担の軽減という観点からすれば、ドライバーの共用化と公用車の削減の問題も重要となる。

霞ヶ関界隈で、以前ドライバー派遣会社のようなものがあったようだが、長続きしないのは、機密保持などの問題でうまくいかないのかも知れない。

人と車のタイムシェアリング的利用という観点から、この問題は、もう一辺、考えていく必要があるのではないか。

20年前、アランドロンが政治家を演じる映画を見たことがあるが、自ら運転しての政治家役で、日本との格差を感じたことがある。

もっとも、駐車場事情の差があり、日本では、やりたくとも、このようにいかないのであろう。

まづ、権威主義的な黒塗りの公用車撲滅運動からはじめたほうがいいのかもしれない。




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