笹山登生の発言・寸感アラカルト


2000年09月08日 本当の山紫水明とはなにか。

(掲示板から)




「日経ECO21」の9月号に、パナマの米軍基地返還に伴う、環境浄化問題のルポがのっており、興味深く読んだ。

昨年、パナマを公式訪問した節にも、この問題は、深刻だった。

何しろ、基地返還の跡地を利用して、これからエコ・ツーリズムを行おうとするところの至る所に、不発弾や化学兵器の残骸、枯れ葉剤などが埋まっているであろうというのだから、なんとも物騒な話である。

レポートは、この物騒さのおかげで、皮肉にも、世界に稀なる600種の鳥類を中心とした自然環境が守られていると、しめくくっていた。

現地をヘリコプターで見た限りでは、まことに自然いっぱいの山紫水明の地である。

この掲示板でも、TFさんから、農村地域の水質の問題が提起されていた。

平成10年の調査では、クリプトスポリジウム対策の必要な浄水施設が、全国11,501箇所の調査対象のうち618箇所もあったという。

本当の山紫水明とは何か、を、考えるべき時である。



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