笹山登生の発言・寸感アラカルト


2000年11月24日 「綸言(りんげん)汗の如し」

(掲示板から)



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今回の加藤政局について、11月20日以降、いろいろなかたがネット上で、コメントしている。

その中でも目立ったのが、政治評論家森田実氏のURLのコメントだ。

一見、かなり厳しいコメントだか、私ども政治に携わっているものすべてが「拳拳服膺(けんけんふくよう)」すべき、深い意味を持った言葉だと思う。

そして、その厳しい言葉の裏に、「惻隠の情(そくいんのじょう)」が、かいまみられる。

それにしても、この10年間、多くの政治家が。改革病ともいうべき、ジレンマに陥っているようにおもえてならない。

改革という二文字を口に出していわなければ、大衆の支持をえられないのではないかという、ほとんど神経症的な脅迫観念に脅かされていたようにおもえてならない。

月刊「世界」12月号の「日本の再民主化のために」という一文の中では、この10年間の改革政治とは、「改革を呼号することによって、かろうじて、推進力や浮揚力を持つ」ための政治に過ぎなかったと断じている。

これも、なかなか手厳しく、又真実をついた指摘である。

覚悟なき改革政治の呼号は、単なる改革幻想を国民に振りまき、そして、国民に挫折感を負わせるのみである。

今、守るべきは何なのかを間違わず、おのれをむなしくして事にあたることを優先に考えれば、負けることがわかっていても、淡々と、自らに忠実に行動すればよいのではなかろうか。


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