笹山登生の発言・寸感アラカルト


1999年 11月 30日    21世紀の交換会はシーズの交流を

(秋田県種苗交換会 開会式にて)



今年は、新しい農基法の成立にともなって、関連制度の見直しが続いている。
しかし、新しい「食糧・農業・基本法」の最大のポイントは、最後の「農村」であるが、これにどう取り組むかが、大きな課題となる。

一部では、都市計画法の改正が取り沙汰されているが、これと農村計画との関係は、いまだはっきりしていない。

ウルグァイ・ラウンド後の農村の活性化のためには、単なる生産面でのインセンティブだけでなく、兼業対策・起業対策を含めた総合的な処方箋(例えば、EUのLEAER  PROGRAMのようなもの)が必要だ。

私どもが、いま立法を検討している「農村文化振興法」も、そのような総合的な視点に立ってのものだ。

この毎年の種苗交換会も、単なる生産面だけの技術の交流だけでなく、例えば、起業化のためのノウハウや、チャンネルを交換したり、伝統農村芸能や、農村工芸、美しい村づくりなどのチャンピオンの活躍をもりたてるような、楽しく、活力のつくようなイベントに、変えていく必要があるのではないだろうか。<BR><BR>いわば、新しく広い意味での「シーズ(Seeds)の交流」としての、21世紀種苗交換会の再出発だ。


HOMEへ目次へ
HOME -オピニオン -政策提言 -発言- profile & open - 著書 - 政策行動-図書館-掲示板 -コラム- リンク- 政策まんが